ITF ジュニア フィジー遠征
2011年7月 3日
【ITF Air Pacific South Pacific Open フィジー グレード4 】
2011.6.27~7.3
フィジーから戻った榊原です。
今回の引率は、海外遠征が4回目の片野由里と、
他クラブから参加の、根本咲菜選手と山本レイ選手です。
グアム経由の夜便で、早朝現地入りしました。
グアムはトランジットのみでしたが、入国時に靴を脱がされ、
ランダムでボディチェックをされ、指紋もとられ、
セキュリティチェックがかなり厳しかったです。
試合はフィジーのナンディ空港から、車で40分くらいのLautoka(ラウトカ)という、
町で行われました。
土ぼこりの中、穴ぼこだらけの未舗装の道の運転に悪戦苦闘しました。
試合3日前にフィジー入りしたのですが、天候が悪くなかなか練習ができませんでした。
雨が止んでコートの水かきをしていると、また雨・・・の繰り返しでした。
≪シングルス≫
シングルスは3人共、残念ながら初戦敗退でした。
由里はランキング1393位の17歳のDavis Carli選手(ニュージーランド)との
対戦で、1-6 2-6でした。
根本選手は第7シードのKAMOE選手に4時間にもわたる、フルセットの末敗れました。
山本選手も今大会最年少の13歳の出場でしたが、ニューカレドニアの選手に敗れました。
≪ダブルス≫
ノーシードの、片野由里・根本咲菜ペアの快進撃でした!
2回戦でランキング133位のHKGの選手と当たりましたが、
スーパータイブレークの末、勝利!
セミファイナルでは、オーストラリアとパプアニューギニア(400位)のペアでしたが、
6-0 7-5で勝ちました。
決勝はニュージーランドのペアでスーパータイブレークまでもつれ、
惜しくも負けてしまいましたが、力は互角でした。
準優勝し、今回の目標だったITF世界ランキングのポイントも獲得できました。
ここからがスタート地点です。
練習は厳しく、試合は日々の成果を試すつもりで、楽しむ気持ちを忘れずに臨もう、
今回はそれが実践できたのではないかと思います。
そうでなければ、プレッシャーや勝ちたい気持ちが上回り、
普段の自分のテニスができなくなることは、もったいないことです。
今自分に足りないもの、外国人の球質の違い等、身をもって感じたはずです。
多くの課題が見られましたので、一つ一つ、今後の練習で徹底的に
取り組んでいこうと思います。
↑女子ダブルスの ドローです。
表彰式 左は優勝したニュージーランドのペア